転職を成功させるための志望動機の書き方
転職を成功させる人の志望動機には共通点があります。一方、転職に失敗する人の志望動機にも共通点があります。ここでは、転職をうまく成功させるための明確な志望動機の伝え方について解説します。
志望動機欄は履歴書と職務経歴書のどちらにもある?
履歴書にも職務経歴書にも志望動機欄があります。履歴書の志望動機欄に、職務経歴書に書いた志望動機をそのまま転記したことがある方もいるでしょう。履歴書の志望動機も重要な採用要素だと思いがちですが、実際には面接官が参考にするのは職務経歴書内の志望動機です。では、履歴書の志望動機は無意味なのでしょうか?
志望動機欄のない履歴書や記入する際の注意点
履歴書には志望動機欄がないものもあります。志望動機欄がない履歴書を選ぶのも一つの方法です。しかし、志望動機欄がある場合は空白にしないように注意しましょう。空白はマイナス評価となります。
・志望動機欄のない履歴書はOK
・しかし、志望動機欄がある場合は空白にしない
履歴書の志望動機は簡潔に
履歴書の志望動機は、箇条書きで全体を3行以内にまとめることがポイントです。採用担当者は多くの履歴書を一度にチェックするため、長々とした志望動機では読まれません。簡潔で見やすい志望動機は、自己PRにもつながります。
志望動機の書き方パターン
志望動機の書き方には大きく分けて2つのパターンがあります。
1,職務経歴書の内容を簡潔にまとめる
職務経歴書の伝えたい内容をそれぞれ1行でまとめ、複数の箇条書きにする方法です。
2,企業に関する志望動機をまとめる
企業に対する志望動機を数行でまとめる方法です。以下のポイントを参考にしてみてください。
ポイント1: 応募企業に魅力を感じた理由
採用担当者は「なぜこの企業を選んだのか」を知りたいです。以下の手順でまとめてみましょう。
・応募企業の魅力を一行にまとめる
・例:御社に魅力を感じた理由は〇〇です。
この「〇〇」部分には、企業研究や実際に企業商品を使った経験などを具体的に書きます。
ポイント2: 応募職種に魅力を感じた理由
その企業のそのポジションでなければならない理由を具体的に書きます。採用された場合、企業にどのようなメリットがあるかを伝えましょう。
ポイント3: 自己PR
最後は自己PRで締めくくります。今までのキャリアを応募企業でどう生かすか、どのように貢献するかを述べ、熱意を伝えましょう。
職務経歴書の志望動機の書き方
職務経歴書の志望動機は、自分の能力が企業にどれだけ役立つかをアピールする部分です。以下のポイントを押さえましょう。
・応募企業をよく研究し、その企業が実施しているプロジェクトや製品情報を最初に書く
・例:御社の〇〇プロジェクトに参加したいと思い応募しました。
そのプロジェクトに参加することで自分がどう成長し、どのように貢献するかを具体的に伝えます。
・例:前職で培った〇〇の経験を生かして御社の〇〇に貢献したいです。
まとめ
職務経歴書と履歴書の志望動機は、短文と長文の違いがあるだけで、伝える内容は同じです。どちらから書き始めるかは好みの問題ですが、重要なのは、企業の求める条件に自分がどれだけ応えられるかを具体的に示すことです。転職活動を成功させるために、企業研究を徹底し、自分の強みを効果的にアピールしましょう。
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